AQUA SYSTEM

ご提案小型水槽での海水魚飼育の可能性について3










アクアシステムのスタッフブログをご覧の皆様こんにちは。
製品開発を担当している小西です。



過去2回にわたってレポートさせて頂きましたグラディボウ300での海水魚飼育の近況をご報告させて頂きます。その後、魚やソフトコーラルを追加しましたが、セット後1ヶ月半を経過した今も、写真の通りタンクコンディションは極めて良好です。
ハナダイが数匹、元気に泳いでいたのですが、ガラスフタの隙間から飛び出してしまい死んでしまった以外は生体のロスも全く無く、マメスナ等のソフトコーラルもポリプを大きく開き、状態の良さを実証しております。



途中のメンテナンスといえば、1回だけの部分換水(約半分)とマリンバランスの定期補給だけで、海水魚水槽の大敵である茶ゴケもシッタカに任せるのみで、美観を維持しています。



海水魚飼育を経験された方ならお分かりになるかと思いますが、通常水槽をセットして1ヶ月も経過しますと(水槽が小型の場合は特に)茶ゴケで水槽の美観が大きく損なわれ、セット時に投入した生体も殆どが入れ替わってしまっているのが実情ではないでしょうか。



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それでは、何故このテストタンクのコンディションが特別なメンテナンスをすることなく、ここまで良好な状態に保たれているのでしょうか?底面と外掛けフィルターの直結方式で濾過容積を大きくした、良質なライブロックを投入した、段階を経て生体を徐々に投入した、小型水槽でも容易に飼育が可能な生体を選択した等幾つかのポイントが考えられますが、一番の大きな要因は使用した天然海水(久米島産海洋深層水)と必須ミネラル(マリンバランス)の定期補給だと考えます。



最初にもご報告致しました通り、本水槽には立上げ時、換水時ともに久米島産の400m以上の深海から汲み上げた海洋深層水を使用いたしました。海洋深層水は、浅い海域の海水に比べて、生体の健康に必要な栄養素を豊富に含んでおり、またコケ発生の原因となる物質や病原菌を含まない、ほぼ無菌状態が保たれているのです。特に小型水槽では生体吸収などにより恒常的に必須ミネラルが不足状態になるため生体コンディションが維持し難い状況に陥ります。



はじめから必須ミネラルを豊富に含んだ無菌の天然海水を使用し、マリンバランスを定期補給することで生体の健康な飼育に最適な環境が維持されていると考えられます。



今回の実験で、小型の水槽でも条件を整えてあげれば海水魚飼育もそれほど高いハードルではないということをお分かり頂けたでしょうか?今後も様々な角度から、『もっと容易に海水魚飼育を楽しむ』をテーマにご提案を続けて参ります。

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